ヴェブレン効果とは。事例とその心理学実験。
- 2013/11/23
- 00:49
ヴェブレン効果とは。
ヴェブレン効果は商品の価格が高くなるほど
その効果や効用に対する期待も高まるという心理効果。
通常、需要は価格の上昇に伴って減少するが
顕示的消費(見栄のための消費)などの場合、
価格が上昇すると逆に需要が増加する。
消費は商品やサービス本来もつ性質だけのために行われるのではなく、
自分の地位などを誇示するために行われる側面もあるとされる。
ヴェブレン効果の事例
高額ブランド品を購入する心理がまさにこのヴェブレン効果によるもの。
単純な商品の価値だけでなくその稀少性や高級感が
価格や需要に影響を与えることを示す。
優越感の源泉が「高額である」という点にあることから、
顧客は「値段が高いもの=良いもの」と判断する。
故にヴェブレン効果が期待できる商品に関しては
価格を下げることは需要を下げることになりかねない。
婚約指輪などは素材や造形美や気持ちだけでなく、
価格が高いことも商品価値のひとつとみなされる。
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