ハロー効果効果とは。事例とその心理学実験。
- 2013/11/26
- 05:28
ハロー効果とは
ハロー効果ある特定の何かを評価したり判断する際、
突出した1つの特徴に引きずられてしまい、
他の特徴についての評価や判断がおざなりになるという心理現状。
認知バイアスの一種とされる。
一般には良い方向で判断を下すことが多いとされるものの、
ネガティブな方向へのハロー効果も存在する。
ハロー効果の語源
ハロー効果のハローは「後光が差す」と言う時の後光、
聖像の光背や光輪のことを意味している。
突出した特徴を後光と捉え、
その後光によって見えるべきものが見えなくなるという事。
ハロー効果の事例
ある人が高学歴であったり優れた特技を持っていれば
その人がその学力や特技の上での能力だけでは無く、
人格的にも優れていると思い込んでしまうなど。
実質的にそれらの事柄と人格や性格等は無関係であるが、
潜在的に好印象を抱いてしまう心理現象は誰にでも見られる。
また、有名人やタレントを通じたCMや広告が
その商品やサービスを実際に使ったりしたことがないにもかかわらず
良いイメージを与えていく事もハロー効果の一端。
ただその有名人やタレントが不祥事を起こしてしまうと、
ネガティブなハロー効果が作用してしまい、
そのタレントがCMしていた商品自体の印象も悪くなる。
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