ブーメラン効果とは。事例と解説と心理学実験。
- 2013/11/28
- 07:40
ブーメラン効果とは。
ブーメラン効果(ブーメラン現象)とは、
物事を行った際の結果がブーメランの軌道のように
その行為を行った人に作用するという現象。
心理学では説得をしようとすればするほど、
その説得者が拒絶されるという現象を意味する。
ブーメラン効果の原則。
説得というもの抵抗は自分の態度や行動、
その自由を守るために生じると考えられている。
人は自分の態度や行動を自分の意思で選択できると考えている為、
それが他者からの説得によって制限されそうになると、
選択の自由を目指す動機付け状態が喚起される。
説得と同じ方向に態度を変化させてしまうと
相手に動かされることになるから態度を変えず、
元々の態度を強固にすることで
自分の意思で決定していることを自分に認識させる。。
ブーメラン効果の事例。
受手の立場と逆方向への説得においては、
ブーメラン効果が生じるのは理解しやすいとされている。
またこのブーメラン効果は受け手の立場を支持する説得でも生じる場合がある。
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