バーナム効果とは。事例と解説と心理学実験。
- 2013/12/04
- 11:28
バーナム効果とは。
バーナム効果とは心理学者ポール・ミールが
「誰にでも当てはまる要点というものがある」
という言葉にちなんで名付けられた心理効果。
心理学者バートラム・フォアの名をとってフォアラー効果とも呼ばれる。
被験者に何らかの心理検査を施した際、
「あなたはさびしがり屋な一面を持っている」
「あなたはいつも不安を抱えている」
といった診断を被験者に与えた場合、
被験者の多くが自分の診断は適切なものだと感じてしまうというもの。
バーナム効果 フォアの実験
心理学者バートラム・フォアは人の性格について心理検査を実施し、
その検査の結果に基づく分析結果を下記のように示した。。
・他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っているが自己を批判する傾向がある
・弱みを持っているときでも、それを普段は克服することができる
・雇われる事で生かしきれていない才能を多くもっている
・外見的には規律正しく自制的だが内心ではくよくよしたり不安になる傾向がある。
・正しい判断や正しい行動をしたのかどうか真剣な疑問を持つときがある
・ある程度の変化や多様性を好み、制約や限界に直面したときには不満を抱く。
・独自の考えを持っていることを誇りに思い、根拠もない他人の意見を聞き入れない。
・外向的・社交的で愛想が良いときもあるが一方で内向的で用心深い
・願望にはやや非現実的な傾向のものもある
この文章を星座占いの文章を組み合わせて作文しただけであるが
被験者達の多くがこの分析が当たっていると回答した。
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