決定回避の法則とは。事例と解説と心理学実験。
- 2013/12/11
- 14:58
決定回避の法則とは。
決定回避の法則人は選択肢が多くなると
逆に行動を起こせなくなるという法則の事。
商品を売る方の心理としては品揃えの充実というのは
他店との差別化に繋がる販売戦略の一つ考えてしまい。
同一の商品に対して様々なメーカー、様々な価格帯、
たくさんの色や変わった形など、
商品をたくさん並べることが消費者へのサービスになり、
自店のアピールになると考えてしまうが
その効果は逆方向に出てしまうという事例がある。
決定回避の法則の事例
逆に商品を絞り込むことによって
商品の販売に成功しているという事例も多くみられる。
流行のラーメン店などは1種類の
限定したスープしか出さない事で売上を伸ばしている傾向にあり、
逆にたくさんの種類のスープがあると
消費者はどのラーメンを注文していいかわからなくなる。
選択肢が一つしか無ければ消費者はそれを選ぶしかない。
当然二つの商品が並んでいれば選択肢は2つになる。
ただ、たくさんの商品が並んでいると、
「決められない」という消費者が出てきてしまう。
中には豊富な種類の商品があるという点に対し
他所のお店に行けばもっと別の製品が置いてあるかもしれないという
「欲」も出てきてしまう。
結局のところ買う商品を決めかね、
顧客を逃がしてしまう事になる。
販売する商品を限定するということは、
売る側にすればリスクを背負うことにもなるが
消費者の求める商品を扱っていなければ
それだけでお客を逃がすことにもなる。
>決定回避の法則をもっと詳しく
>コンテンツ一覧へ