ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則。ジョン・ケープルズ、神田昌典
- 2013/12/28
- 22:22
ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則。
K.Uzakiが実際に読んだコピーライティングの書籍です。
>ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則。概要
76年に渡り読み継がれてきたとされる伝説のコピーライティングバイブル。
かつては「広告の父」と呼ばれたデビッド・オグルヴィは、
自らもこの書籍からコピーライティングのイロハを学んだとされ、
「この本こそがコピーライティングで最も役立つ本だ」と絶賛した。
ジョン・ケープルズは58年間、
アメリカの広告業界で伝説的コピーライターとして活躍した。
本書「ザ・コピーライティング-心の琴線にふれる言葉の法則-」は
そのジョン・ケープルズが、コピーライティングにおいて、
実証的かつ即効性のある「科学的広告」ノウハウを明かしたものである。
また翻訳者の神田昌典氏本書を
「自らのコピーライティングの原点である」と位置づけている。
「いまから12年前、毎晩、むさぼるように本書を読んでいた。
それだけ本書に没頭したのには理由がある。
飛び込んでくるその1語1語が
収益を生むことが科学的に検証された言葉だったからだ。
当時の私にとってみればまさに「魔法のような本」だった。」
神田昌典氏が抱えてきたクライアントは5年間で1万人以上。
日本のダイレクトレスポンス・マーケティング分野においては、
その最大組織となって大成功する企業家や
関連する分野のベストセラー作家を続々と生み出し、
自社の売上にして30億円。
クライアントが生み出した売上規模は悠に500億円は下らない。
神田昌典氏曰く、彼がそこまでの実績を残すことができたのは、
神田昌典氏に特別な能力や才能があったわけではなく、
すべてはこのジョン・ケープルズが
70年以上も前に実践・検証していたことを再現してきただけだと言う。
神田昌典氏のマーケッターとしての実績の大半は、
まさにこの「ザ・コピーライティング」に書かれている言葉を
自分なりに工夫することで得られていたという事である。
神田昌典氏はこう語る。
「本書は今、改めて読み返してみても、
その内容はコピーライターにとっては「宝の山」だと思う。
むしろ今だからこそ、さらに価値が高まっているのではないだろうか。
なぜなら、この「ザ・コピーライティング」に挙げられているコピーは、
インターネットが普及した環境で、より効果的に使えるからである。
この「ザ・コピーライティング」の読者は、
まさにコピーライティングの力を知ることになるからこそ、
その力を何のために使うのかを、
読む前に、そして読んだあとに自問してほしいと語る。
そしてその答えはまさしくジョンケープルズが、
この「ザ・コピーライティング」本書の最後に引用した言葉に繋がる。
「広告とは教育である」
>「ザ・コピーライティング」宇崎恵吾の書籍レビューはこちら
ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則。著者について
ジョン・ケープルズ(1900~1990)
アメリカの広告業界で58年間もの間、活躍し続けたとされる伝説のコピーライター。
56年間はBBDO勤務。
その長いコピーライター人生でジョン・ケープルズはひたすら
テストと検証を繰り返してその「効果」を実証し、
「科学的広告」の促進を常に目指し続けた。
本書の原書初版は1932年。
その後ジョンケープルズ自身が4回改訂。
以後コピーライティング書籍としてはロングセラーとなっている。
ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則。監訳者:神田昌典
多数の成功企業やベストセラー作家を育成。
著書
『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』
『あなたの悩みが世界を救う!』
『成功者の告白』
『人生の旋律』
『非常識な成功法則』
累計出版部数は180万部。
ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則。訳者:齋藤慎子
アメリカの広告業界に学ぶ「成果主義」の広告制作会社で、
売る広告、効く販促ツールの企画制作とその世界各国向け展開に従事。
訳書
『究極のセールスレター』
『究極のマーケティングプラン』
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